2019/05/04 16:23
日本人の成人1日あたりのカルシウム推奨量は、660mg~800mgです。
しかし、現代の日本人の平均摂取量は490mgと、大変低いのが現状です。主にインスタント食品中心の食生活が原因として考えられています。カルシウム不足になると、身体は様々な症状を引き起こしますので、しっかり摂りたい栄養素といえます。
カルシウムが不足すると、体にちょっとした異変がみられます。次のような症状があったら、カルシウム不足を疑ってみましょう。(1) まぶたがピクピクとけいれんする
(2) 運動もしていないのに、足がつる
(3) もの忘れをよくする
(4) イライラする
また高血圧は、塩分(ナトリウム)のとり過ぎが主な原因とされています。塩分過多になると、ノドの渇きなどから水分をたくさんとるため、血液量が増えます。その結果、血管壁にかかる圧力が上昇し、高血圧になるわけです。
ところがそれだけでなく、塩分を多くとるとカルシウムが体外へ排出され、カルシウム不足におちいりやすくなります。その結果、先ほどのカルシウム・パラドックスが起こり、さらなる血圧の上昇を招くことになります。
そのため高血圧の予防や改善には、塩分のとり過ぎに加え、カルシウム不足にも注意する必要があるのです。
カルシウム不足はさらに、動脈硬化を招く原因ともなります。血液中のカルシウムが増えると血管壁が硬くなり、血管の内側が傷つきやすくなります。傷ができると、そこにコレステロールなどが付着するため血液の流れが悪化し、また血管そのものももろくなってしまう(動脈硬化の状態)からです。
カルシウム不足は、高血圧や動脈硬化といった血管系疾患の引きがねともいえるでしょう。
ところがそれだけでなく、塩分を多くとるとカルシウムが体外へ排出され、カルシウム不足におちいりやすくなります。その結果、先ほどのカルシウム・パラドックスが起こり、さらなる血圧の上昇を招くことになります。
そのため高血圧の予防や改善には、塩分のとり過ぎに加え、カルシウム不足にも注意する必要があるのです。
カルシウム不足はさらに、動脈硬化を招く原因ともなります。血液中のカルシウムが増えると血管壁が硬くなり、血管の内側が傷つきやすくなります。傷ができると、そこにコレステロールなどが付着するため血液の流れが悪化し、また血管そのものももろくなってしまう(動脈硬化の状態)からです。
カルシウム不足は、高血圧や動脈硬化といった血管系疾患の引きがねともいえるでしょう。